SAEMI撮影

今日はSAEMIを初めて撮影した。
彼女との出会いは、少し特殊(?)で、昨年のパソコン関連の展示会としては最大規模を誇るWPC EXPOだった。
そう、彼女はイベントコンパニオンとして主に活動している。
そこでたまたま会話することになり、写真を撮っている事などを話した私に興味を持ってくれた。

訪れたのは稲毛海浜公園。彼女の仕事場にもなる幕張メッセから少しの距離にある、緑地やプール、テニスコート、そして海水浴場となるいなげの浜など、埋立地であるこの辺りの憩いの場として造られた、非常に大きな公園。
この日は気温も上がったが、遊泳禁止となるほど結構な風が吹き、湿気が少なく感じ、過ごしやすかった。

久しぶりの彼女の印象は、全く緊張するどころか、明るくて人懐っこく、爽やかで、とても気が利き、謙虚で思いやりのある・・・とにかく素敵な女の子。イベントの時もそう言った部分は垣間見れたのだが、如何せんあれは仕事である。いくらでも営業スマイルは存在するのだから・・・(^_^;)
しかし、普段着のSAEMIは変わらないというか、さらに好印象を与える。
私の撮影のスタンスが、直接交流のある女性を撮るというやり方であるが、そう言う意味では、とても楽なのである。相性の問題でもあるだろうが。
よくありがちな「我が侭さ」をあまり感じないのだ。私のことをとても信頼してくれている事が伝わってくる。大人なのだ。

今回は非常にたくさんの枚数を撮影した。いつもより、多めにサンプルカットを掲載する。

撮影中も相性の良さを感じさせる。
タレント業と言える仕事もしており、そう言う意味では表現力を持っていて当然なのであるが、特に意図していなくても、自然に様々な姿を見せてくれる。
とても可愛らしさを感じさせる中、やはり大人っぽい目を印象づけられる。
身体的特徴で言えば、とにかく豊かで形の良いバスト。ビキニがとても似合う。残念ながら全てを見ることはできないが(^_^;)。
彼女自身これは自覚しているはずである。特に言いもしないが、雰囲気で分かる。それを指摘すれば当然喜ぶ。
「これを如何に美しく捉えるかが、課題だな・・・」
実は逢った瞬間にそこまで考えたわけだが・・・スケベ?
日差しが強い中、あらゆる方向、角度から、身体のライン全体までを如何に形良く、柔らかさ、立体感を出せるよう最適な位置を探る。
無理にポーズを考えてと言うのではなく、自然と現れる姿に、時折プラスアルファを加えて、完成度を上げる。
水着のカットもいくつか。実は彼女は最初水着だけになることに抵抗を感じていた。誰しもコンプレックスを何かしら持っている一方で、意外に本人が思っているのと、他人が感じるのとでは大きく印象異なる場合があったりする。


撮影するとき、モデルの女性には必ず言うことなのであるが、人は絶対に自分の姿を自分で見ることはできない。写真や映像などの媒体を通すしかない。最近は気軽に写真を取り合う様子を見かけるようにはなったが、しかし、ココこそ撮影者の技術である。どのように捉えるかで、写真というのは全く違う。
大体直立してカメラを向けているだろう。目の高さからカメラを向ける。すなわちそれは、普段人が相手を見る、または本人が鏡で自分の姿を見る形とあまり変わらない。本来、全身のスタイルを均等に移すには、身体の中心部・・・おおよそおへその位置にレンズの中心がなければならないのだ。
さらに、我々のような人間は、時には腰を落とし、またさらに低い位置から、前後左右360°色んな角度から確認する。そして、少しでも素敵な絵を探す。

結局、彼女を水着だけにし(イヤ、無理矢理脱がせたわけではない(^_^;))、撮って、見せて、本人に自らの姿を確認させる。デジタル化の利点はココにもある。
予想通り、喜んでくれた。これで新たに自信となれば何かに繋がるだろう。


ちなみにこれがWPC2004で初対面の時の松沢冴水(SAEMI)。
加ATI Technologies社の販売代理店である(株)アスクのブースにいた。PCに搭載されるグラフィックボードを提供するATI社。そのイメージマスコットであるRubyのコスプレで案内をしていたのが彼女だった。
色んな場所で彼女を見かけたことのある人もいるかもしれない。
車関連、そしてフォトエキスポくらいにしか展示会というものに行かない私だが、このときの盛り上がり(コンパニオンおよびカメラの数)に、軽くショックを受けたのであった。(^_^;)
どんな展示会でもこのような状況になっているのかもしれない。

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このページは、Feel Blue Windが2005年8月19日 22:48に書いたブログ記事です。

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