TEPCOひかりがやってきた(^o^)

さてさて、ウチも光ファイバーによるインターネット回線(FTTH)が開通した。
マンションタイプのVDSLモデム経由なので、専用線とはいかないが、それでも一応理論値では、下り100Mbps、上り40Mbpsの通信速度を得られる。まあ、共用部分からは電話回線を用いるため、あとは他の世帯と共用しているので、ある程度の劣化はあるだろうが。

実は、現在居住するマンションにはTEPCOひかりが半年近く前に設置されていたので、もっと早くても良かったが、これまでDIONのADSLの8Mbpsプラン(モデムのファームアップにより10Mbps対応)でも、NTT局が比較的近いために、ほとんど劣化無しの9Mbpsの通信速度が出ていて、あまり不満がなかったこと。それに実際は光に変更すれば、多少(¥1,000弱ほど)だが、毎月の支払いが増えるから、あまり関心を持たなかった。
しかし・・・、最近ADSLの利用料と変わらないくらいに価格が下がり、また・・・個人的な事情で、支払いに苦しい部分もあったため(T_T)、最大4ヶ月無料となる事が大きかった。(-_-;)
でも、6月までに契約してれば半年無料だったのに・・・う〜ん、充分元は取れたな。失敗だった。(^_^;)

これまで使用してたDIONはTEPCOにも加盟してるのだが、残念ながら専用線のホームタイプのみ。仕方がないので、新しくプロバイダを選ぶこととなり・・・一番安価なPOINT(DTIが提供している)を選択した。
VDSLのレンタル料込みで、月額¥3,780である。良い時代になったモンだ。

ところが・・・である。開通して、色々と開通通知のメールやら、TEPCOやPOINTのサービスを調べると、なんとPOINTのサービスが今月いっぱいでDTIそのものが提供しているプランと統合され、10月より新生DTIブランドとしてスタートするというのだ。(^_^;)
まあ、実は加入申し込みの際にもオペレーターの女性からは、もうすぐそういう風になりそうだという話は聞いてたが、まさか開通してわずか2週間でとは。
メールの容量が増えたりと利点ばかりなので何の問題もないが。さらにまたわずかだが利用料も下がるらしいし。

実際接続までの手順だが・・・

ちょっと手こずってしまった。(^_^;)

と言うのも、現在3台のMacがあり、これまでのADSLモデムからブロードバンドルーターを介し、ギガビットLAN環境とするために、Giga-bit Ethernetハブを経由して3台を接続している。
これをVDSLにするのに当たって、物理的にはADSLモデムをVDSLモデムに置き換えるだけだ。特になんら難しくもないと高をくくっていた・・・

が・・・普段気にしなくなってしまうインフラのこと。一応VDSLモデムのマニュアルを見てみれば、これまでやったことがない、PPPoE接続であるとのこと。ん?DHCPじゃ駄目・・・・?
Macをマニュアル通り、環境設定のインターネット設定でPPPoE設定を行っていく。
・・・繋がらん。(-_-;)
ん?なになに?PPPoE対応のブロードバンドルーターでないと駄目・・・?!
今使ってるのが対応してないって事か?
取説やら箱やらパッと探せなくなっており、また既にネットに繋がってないのでサイトも調べられん。
ADSLに戻すのも面倒・・・
取り敢えずモデムからPowerBookG4を直結させた。う〜ん、こういうときにもノートって便利。

すると・・・あっけなく繋がる。まあ、当然なのだが。
・・・と言うことはやっぱりルーターが駄目なの?
ついでにモデムからルーターを省略してハブに直結させてみる、G5も繋がる。
でも取説にハブは使用できませんとある・・・そう、物理的には可能なのだが、これはプロバイダのサービスからマシンごとに1対1で接続されている形。サービス的に許されないって事なんだろう。

でも、使えてるし・・・
いや、しかし・・・こうなるとLAN環境が構築できないのである。
Mac OS Xの環境設定でPPPoE接続設定をしていくと、既にAppleTalk(つまりMac同士のLAN環境と思って貰えばいい)が使用不可になってる。そう、使えないのだ。
他のマシンとの接続の度にわざわざWANから切り離して、LAN用に接続し直すなんて・・・何だか面倒だ。

オイオイ、つまりPPPoE対応のルータを買えってことかい?
現在使ってるルーターの製造元であるI-O DATAのサイトを見ると、既に今使用してるのは販売終了しており、最新型が載ってる。うんうん、PPPoE接続も対応してるし、スループットが94Mbpsでほぼ光接続のフルスピードまで対応してる。販売価格が¥4,000強・・・安いと言えばそうだが、予想外の出費だ・・・どうしよ〜

・・・まてよ?本当にこれPPPoE対応しとらんのか?再度ルーターを接続し、ローカルIPをブラウザに打ち込み管理画面を覗く。接続設定画面・・・あるじゃん!PPPoE接続。
じゃあ、何で繋がらんのだ・・・!!あっ!(-_-;;)

そう、お気づきの方もいらっしゃるかとは思うが・・・ルーターを経由する場合というのは、まず手前にあるルーターに、プロバイダとの接続の設定を行うのである。すなわちパソコンの接続設定で、接続用のユーザーIDやパスワードを設定してくださいねとマニュアルに書いていること・・・これをルータに対して行うのである。
そして、ルーターの持ってるDHCPサーバ機能を使えば、パソコン側というのはこれまで通り、DHCPサーバを参照すれば自動的に繋がるのである。つまりパソコン側はそのままで、ルーターの設定を変えれば良かったのである。

とまあ、ちと遠回りしたが、何とか接続できた。

使っての感想・・・変わったような気もするし変わらないような気もする・・・(^_^;)。
イヤ、結局はこれまでもADSLとしては高速なものでなかったにしろ、ほとんど劣化がなかった分、充分高速な環境であったこと。10Mbpsもあれば、通常のサイトの閲覧なら、高速に表示できてしまうこと。そして、インターネットの接続速度というのは、受信側だけでなく、配信側の速度や回線状態にも依存するのだ。だから、こちらがいくら受け入れ速度が上がったとしてもそれより高速なサーバーに対してでないと意味がない。今使ってるルータも74Mbpsまでのものなので、フルにはFTTHの速度を活用できない。

ま、画像などの多いサイト。私のサイトもそうであるが、アフィリエイトの張られてるサイトなどは、高速感を体感できてくる。
また、大きなファイルのダウンロードにも威力を発揮するだろう。
Macのソフトウェアアップデートなどもこれまでより快適になるはずだ。

まだまだ、少ししか利用してないので、これから恩恵を感じられるだろう。そうそう、上りのスピードは40倍なので、サイト更新(どんどんやれよ(^_^;))時のアップロードには助かるだろう。

とまあ、そんな訳で、今現在FTTH環境にいる訳であります。DIONのメールアドレスも既に解除され、さっきからメーラーがエラーを起こすモンで何でだろうと思ったら、そういやもう日付が変わってたんだなと理解した。昨日いっぱいで終了して貰ってたのだ。

そうそう、この解約だが、私は勘違いしていて、ADSLの解約・・・すなわちサービス停止というのは即時にできるが、ADSL回線(NTTのもの)の解除工事というのはすぐにはできない。約1、2週間位あとに行われる。だから、それまでの期間料金が発生すると思ってたのだ。だから、事前にサービス停止日、すなわち光の開通日が分かった時点でDIONに解約予定日を通知したのだが、実際はその停止日までで料金は計算されるらしいのだ。その後の工事等はNTTの管轄で、こちらも気にする必要はなかったのだ。
それと、VDSLの場合、ADSLと同様電話回線を利用するため両者がぶつかると利用できないとの話を聞いたことがあった(一応プロバイダは念のためこれを推奨しない)が、そんなことはなく、VDSL工事を終えて、モデム変更前もADSLはそのまま使えてたし、VDSLも使えた。
だから、ADSLはFTTHで完全に使えるようになってから、解約すれば良いのだ。もちろん各プロバイダにより違う可能性はあるが、DIONなら21時まで電話サポートが通じ、即日サービス停止が可能だ。

今となっては、使えなくなったDIONのメールアカウント設定を見ながらちょっと淋しい気が・・・(^_^;)
ま、DIONのアドレスはここのところ、スパムメールがひどくうんざりしていたので、今のところPOINTのアドレスにはその様なことは無さそうだし、快適になりそうだ。

・・・長いこと読んでくれてありがとう。<(_ _)>
ちょっとでも何かの役に立てる部分があれば幸いです。