Tiger降臨

・・・ってことで、早速発売開始の昨日18:00過ぎ、ヨドバシカメラにて購入し、Tigerをインストールして、色々試してみてます。

tiger_300-75.gif

今回は、去年辺り発売のMacと同様、インストール時に前の環境を移設するという機能が付いてる。そのまま、OS(PantherかJaguar)のパーティションに上書きインストールするのではなく、別のパーティションに新規インストールしても、元のOSにインストールされていたアプリケーションやユーザー環境をコピーできる。

通常上書きだと不安定になりやすく、結局新規にインストールした方が良いことが多く、でも新規だと、アプリケーションを全て再インストールし、かつ、これまでのユーザーデータ(ま、メールのアドレス帳や、これまでのメール達、WEBブラウザのお気に入りなどだね。)を移すことが必要だった。
それが・・・新規インストール後に、別のパーティションにある旧OSからこれらをコピーする、または別のマシンからFirewire (IEEE1394ね。Windowsだとi.Linkとか言うのかな?でもね、これはAppleが作った規格なんだよ。)ケーブルでつなぐことで、インストールするマシンにさっきの別パーティションの場合と同様、自分の環境を移設できる。ま、これは通常新しいMacを買った場合に使うことが多いんだろうね。
私もPowerBookG4(2005) 1.5GHzを買ったとき、メインマシンのPowerMacG5(Early2003) 1.8GHzから環境を移した。
これがまた・・・すっっっごい楽。(^_^;)
でもね・・・最初にインストールしたときは何だかいくつかのアプリケーションのアイコンが消えてたり・・・なんか変だなぁ・・・と。また画像ファイルのアイコンプレビューができない事態に陥ったりで・・・う〜んやっぱり完全新規でないと駄目かなぁ。
と思いながらも、もう一度インストールしてみる。

今度はそのまま上書きインストールをかけてみる・・・やっぱり駄目。(^_^;)
ま、基本的にユーザーデータ辺りに変なモンが混じってるんだろうし・・・
ということで、もう一回最初のパターンで一旦今のパーティションを消してリトライ。
結果、今度は旨くいった。
なぜだか分からんが、ちょっとおかしいなって思った人。もう一度やってみて。
おすすめは新規インストール+ユーザーデータの転送。
1パーティションの人は無理なので、そん時は地道にバックアップ&アプリ再インストールで頑張って。

・・・で、インストールしてみて・・・う〜〜〜ん、パッと見はあんまり10.3 Pantherと変わらない。(^_^;)
でもね〜〜〜最初の衝撃・・・それはね、ものすごい起動時間の短縮化。そうだな・・・体感的にはまさに約3倍のスピード!(^o^)
まだ試してないけれど各アプリケーションのスピードアップも期待できる。この10.4 Tigerから本格的に64BitであるG5に対応してるのでそれも期待。

で、DashBoard。
Tigerで一番宣伝してる部分だけど、これは一つのアプリでその中に細かい簡単なアプリがいくつもあり、それを一気に起動するようなもの。
デフォルトで出てくるのが、日めくりカレンダーと世界時計(世界の各都市の一つを指定するとその年の時間が表示される)と計算機。な〜んだと思うかもしれないけれど、ここはMac。Windowsの人では多分分からないデザインの良さ。見てるだけで面白いし意外に役に立つかも。
DashBoardは常に起動しており、Dockで選ぶだけで良いし、Exposeに登録もできるので、ショートカットでも起動する。で・・・他にも追加ができてね。Mac版のメモ帳というべき、スティッキーズ。これもDashboardにある。

それからね・・・飛行機のフライト情報。株価情報。現在の天気・気温情報に今日の予報、週間予報付。などがリアルタイムの情報で表示される。これ結構すごいよ。当然ビジュアルも綺麗で面白い。
さらには・・・iTuensの起動スイッチはまぁ、Macとしては当然と言うところで、お気に入りなのは「翻訳」。これね・・・日本語英語どちらからでもね・・・とにかく入力するとちょっとのタイムラグの後に反対側の言語に翻訳してくれる。単語だけではないんだよ。文章打って出てくるんだ!これはすごいんじゃない?ま、精度は簡易的なアプリなのでそれ相当と思って欲しいのだけど。でもこう言うのができてきたってすごいと思った。

このDashboardの中にあるのをウィジェットというのだけど、どうもこれは後から追加されるらしい。ネット経由で新しいウィジェットが公開されるとそれをダウンロードできる仕組みらしい。う〜ん結構面白いよ。

他に変わったこと・・・Spotlightと呼ばれる検索エンジン。メニューバー右上にある。これまでの検索よりも、例えば色んなファイルのタグ情報、画像ファイルなら、Exif情報内のキーワード等、ファイル名以外のものでも検索できる。スピードも速いし、検索後のウインドウがまたすごい。画像のプレビューまでできる。

あとはブラウザのSafariがSafari RSSというものになったのだけど、これもリアルタイム情報を得られるようになった。でね・・・ブラウザなら当たり前ぽいのだけど、これがね。スクリーンセーバーにも導入された。あお〜い海の中のようなイメージの中でApple関連のニュースが流れるんだ。これも面白いよ。

後は細かいところが少しずつ変わってる。使い勝手をかなり進化させてきた。環境設定内もいじってみるとそれが分かる。

Pantherまでは初期バージョンでは結構問題も出てたけど、どうもこれはそんなことがあまり無いようだ。全部試してないけれど、他社アプリも結構そのまま動きそう。安定度も良い。
ま、色んなアプリ使ってみてみないとちゃんと言えないけれど、アップデータなどで、安定するまで待とうなんて考えてる人達、さっさと買った方が良いんじゃないかな。(^o^)
旧OSと別パーティションを設けてさえすれば全く問題ないのでは無かろうか。

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このページは、Feel Blue Windが2005年4月30日 01:22に書いたブログ記事です。

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