HIMIKO ROSE

7日の日記に紹介した、HIMIKO ROSEの撮影。

初めて逢う場所に選んだのは、駒場公園。東大駒場キャンパスのすぐそばにある、旧前田侯爵邸、現在東京都近代博物館となっているところである。旧加賀藩士の前田家と言えば、結構名前は聞くだろう。以前一度ここを訪れたことがあるらしく、どうしても写真を撮ってみたかったそうだ。
それがこのステンドグラス。開き窓になってるが。


普通ステンドグラスと言ったら、赤や青、緑など原色が散りばめられたモノを想像してたのだが、イエロー系で統一されてる。


イラストレーターを本職とする傍ら、モデル業もこなす彼女。
都合によりしばらくの間、被写体の立場から遠ざかっていたという。

そんな中、私との撮影を復帰第一弾に選んでくれた。普段撮ってきたであろうやり方とは全く異なる私の写真。

まだまだギャラリーも充実させていない、現段階に於いて、私の文字を見ずとも、写真だけで私の意図を理解してくれて、また、非常に気に入ってくれたとのことだ。

プロとしてやってきた、そして日本だけではなくアメリカの感覚を持ち合わせる彼女から、認めてもらえると言うことは、こんな光栄なことはないだろう。

普段はとても可愛らしい、普通の日本人の女の子と全然変わらない。とっても無邪気で、素直で。

しかし、レンズを向けると、モデルの顔を覗かせる。
ここには、今の彼女自身を出そうとする真剣さが伺えた。もちろんこれこそが、私の撮る写真であるのは間違いない。

でも許可無くこ〜んな事はあんまりしちゃいけないよ。(^_^;)


これからも彼女がどういう風に活躍していくのか、とても楽しみだ。彼女のイラストを生で見せてもらったが、やはりすごいものを感じた。
これが日本でも受け入れられないことはないと思うのだが。絶対成功するだろう。


そして、私とも素晴らしい写真をこれから創っていくことを約束してくれた。私を選んでくれたこと、認めてくれたこと。
また、新しくできた可愛らしい妹のような存在に、感謝せずにはいられない。